キレイを手に入れる基礎知識⑤~老けたくない人に知っててもらいたいこと。

老化を加速する負の連鎖のイラスト

健康と美容のために酸化、糖化、炎症を知る

負の連鎖説明のイラスト
・酸化、糖化、炎症の3つが老化を促進させる3大要因
・上記の3大要因が絡み合い、体やお肌にダメージを与える

・活性酸素による酸化
 ⇒呼吸で取り込まれた酸素のうち2%が活性酸素になり、増えすぎると正常な細胞まで攻撃するようになる
・体を構成するタンパク質と体内の余分な糖質が結合しAGEs(終末糖化産物)を作る
 ⇒AGEsがタンパク質を変性させ、病気や肌トラブルを起こす
・炎症は体が損傷を受けたとき、原因を取り除いて修復しようとする免疫機能
 ⇒長引いたり免疫機能が暴走すると体やお肌にダメージを与える

酸化が起きると糖化につながり、糖化は炎症を呼び起こし、炎症は酸化を招き負のスパイラルに突入する

4種類の活性酸素の違いを知る

・代表的な活性酸素はスーパーオキシド、過酸化水素、ヒドロキシラジカル、一重項酸素の4つ
・上記のうち、ヒドロキシラジカル、一重項酸素は狂暴で防御するのがやっかい

・ストレスが活性酸素を生む
 ⇒ストレスで活性酸素優位で血管が収縮、血流が悪くなり、ストレスが弱まると副交感神経優位で血流が良くなる
  この状態が切り替わる時に余分な活性酸素が増えてしまう
・体内に抗酸化酵素がない2つの活性酸素
 ⇒スーパーオキシド、過酸化水素は細菌やウイルスを倒す働きもあり、体内にSOD、カタラーゼなどの抗酸化酵素が存在する
  ヒドロキシラジカル、一重項酸素は体内で悪い働きしかせず、これらを消去する抗酸化酵素が存在しない

・炎症は体が損傷を受けたとき、原因を取り除いて修復しようとする免疫機能
 ⇒長引いたり免疫機能が暴走すると体やお肌にダメージを与える

ヒドロキシラジカルは抗酸化物質の摂取、一重項酸素は日焼け止めを塗る等の紫外線対策が重要

糖化(AGEs(終末糖化産物)の生成)はどうやって防ぐ

・タンパク質と糖質が結合し、シッフ塩基→アマドり化合物→AGEsに変化する
・AGEsは肌、血管、内臓等を変性させ、さまざまな病気やシワ等の肌トラブルの原因になる

・AGEsはシワや病気の原因になる
 ⇒タンパク質と糖質が結合するとシッフ塩基(不安定な構造)になり、その一部はアマドリ化合物(安定した構造)になる
  結合がアマドリ化合物までであれば、シッフ塩基に戻り、タンパク質と糖質に戻ることも可能
・AGEsになると元には戻れない
 ⇒アマドリ化合物が「酸化」を受けるとAGEsが作り出される
  AGEsにはタンパク質を変性させる(シワ等)、お肌等を茶色くしてしまう、炎症の原因になる、と3つの問題がある

なるべく糖質を控え、糖質の制限が出来ないなら抗酸化物質をしっかり摂取する

炎症と上手に付き合う

・炎症とは体が損傷を受けた時に原因を取り除き正常に戻す免疫反応
・慢性炎症と加齢炎症は悪者

・サイトカインの命令で異物を攻撃
 ⇒体内にウイルスなどの異物が混入するとサイトカインという生理活性物質が放出、白血球の一種(マクロファージ)や顆粒球などを集合させる
  ウイルスを攻撃し、ウイルスや死んだ細胞を除去する
・長引く炎症は糖尿病や動脈硬化へ
⇒急性炎症は体内からウイルスがなくなれば炎症は収まるが、慢性炎症は体内に侵入した異物を排除できずに炎症が続く
  異物が無いのに免疫システムが暴走、正常な細胞まで攻撃してしまう
・炎症のメカニズムはまだ解明されていない
⇒細胞の老化で加齢炎症を引き起こして慢性炎症と同じように正常な細胞まで攻撃するようになり、脂肪細胞も加齢炎症と同様の現象を起こすと言われている
  加齢炎症を防ぐにはまず痩せること

炎症を抑制するn-3系脂肪酸(青魚)、免疫系に関わるタンパク質、ビタミン、ミネラルの摂取が大切

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