新型コロナワクチン追加(3回目)接種Q&A
日本で接種が進められているワクチンは,高い発症予防効果等がある一方,感染予防効果や,高齢者においては重症化予防効果について,経時的に低下していくことが示唆されていることから,初回(1回目・2回目)接種が終了した方を対象に,追加(3回目)接種を実施します。
Q.なぜ、追加(3回目)接種が必要なのですか。
A.日本で接種が進められているワクチンは、デルタ株等に対して、高い発症予防効果等がある一方、感染予防効果や、高齢者においては重症化予防効果についても、時間の経過に伴い、徐々に低下していくことが示唆されています。このため、感染拡大防止及び重症化予防の観点から、初回(1回目・2回目)接種を完了したすべての方に対して、追加接種の機会を提供することが望ましいとされています。
Q.追加(3回目)接種には、どのような効果がありますか。
A.追加接種を行わなかった場合と比較して、デルタ株等に対して、感染予防効果や重症化予防効果等を高める効果があります。
Q.追加(3回目)接種では、どのワクチンが使用されますか。初回(1回目・2回目)接種とは異なるワクチンを使用(交互接種)しても大丈夫でしょうか。
A.追加接種に使用するワクチンは、初回接種に用いたワクチンの種類に関わらず、mRNAワクチン(ファイザー社のワクチン又は武田/モデルナ社のワクチン)を用いることが適当であるとされています。
Q.追加(3回目)接種ではどのような副反応がありますか。2回目より重いのでしょうか。
A.海外の臨床試験の結果では、ファイザー社のワクチン及び武田/モデルナ社のワクチンいずれの場合も、2回目の接種後と比較して有害事象の発現傾向は概ね同様であると確認されていますが、リンパ節の腫れなどについては、初回(1回目・2回目)接種時と比較して、発現割合が高い傾向にありました。国内の調査結果(中間報告)でも、ファイザー社のワクチンにおける、追加接種から1週間後までの有害事象の状況は、2回目の接種後とほぼ類似していましたが、腋窩痛(わきの下の痛み)などについては、3回目の接種後の方が、発現頻度が高い傾向が見られました。
Q.追加(3回目)接種はどのようにしたら受けられますか。
A.お住まいの市区町村から追加接種用の接種券等が送付されます。初回(1回目・2回目)接種時と同様、実施している医療機関や会場をお探しの上、予約をお願いします。
Q.初回(1回目・2回目)接種がまだ受けられていません。追加(3回目)接種が開始されても、初回接種を受けることはできますか。
A.接種が受けられる期間は、令和4年9月30日までです。この期間内であれば、初回接種も受けられます。
Q.オミクロン株にも追加(3回目)接種の効果はありますか。
A.オミクロン株に対する初回(1回目・2回目)接種による発症予防効果は、デルタ株と比較して著しく低下するものの、追加接種により回復することが示唆されています。入院予防効果も、デルタ株と比較すると一定程度の低下はありますが、発症予防効果よりも保たれており、追加接種で回復することが報告されています。
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