更年期に太るのは理由があった!

更年期女性のウォーキングのイラスト


更年期とは、
閉経前5年間と閉経後の5年間を
合わせた10年間と定義されています。

さらに、
この時期にあらわれる様々な症状の中で、
他の病気に伴わないものが

更年期症状、
症状が重く、日常生活に支障をきたす状態を
更年期障害と言われています。

更年期症状の発症は、
女性ホルモン(エストロゲン)の
低下が主な原因で、

加齢等の身体的因子、
性格などの心理的因子、
人間関係の社会的因子が複合的に関係しています。

また、
男性ホルモンの減少も関係し、
筋肉量の低下や代謝が落ちるのも1つの原因。

閉経前の女性は、
それまで使われていたホルモン量がゼロに近づき、
皮下脂肪から作ろうとするため

お腹や腰回りの皮下脂肪が付きやすくなり、
完全にホルモンの分泌がなくなると、
内臓脂肪が付きやすくなるという仕組み。

でも、更年期太りには、
日常生活の中で
取り入れられる対策があるのです。

まずは、
若い頃より代謝が落ちている分、
より運動量を増やす必要があり、

ウォーキングや、
普段の食事の量や質にもきを配り、
バランスよく栄養を摂る事も大切。

質の良い睡眠を取る事で、
成長ホルモンが分泌され、
身体の糖質量、脂肪量のバランスを保つ働きがあります。

筋量を増やしやすくする
働きも併せ持ち、
痩せやすい身体を作る事が出来ます。

この事から、
脳内物質で眠りをつかさどる
メラトニンの分泌を上げる必要があり、

日常の食事の中で、
きちんと適量のタンパク質を
摂っておく事も大切。

さらにタンパク質だけでなく、
ビタミン、ミネラル、亜鉛も一緒に摂ると
メラトニンの合成が進み。

これらの働きを
効果的なものにする為に、
胃や腸内環境を整えておくことも大切。

大豆イソフラボンは、
植物エストロゲンとも言われ、
更年期症状を改善する効果があります。

インスリンの効き具合を
良くするために
適度な糖質制限。

サラダや海藻などを
食事の最初に食べる事で
血糖値の上りを緩やかにします。

烏龍茶にも同様の効果があり、
低血糖の状態で甘い物を食べると、
血糖値の乱高下で更に甘い物が欲しくなります。

毎日の食事の順番は、
サラダからスタートし、
甘いデザートは最後にしましょう。

筋トレや有酸素運動は
食前がベスト。
食後の血糖値が安定します。

筋肉量が少ないと
糖を吸収・貯蔵する場所が無くなり
血糖値が急上昇します。

筋トレによって筋肉量を増やして
代謝を上昇させ、
有酸素運動で内臓脂肪を減らしましょう。

更年期障害があらわれる時期は、
女性のライフスタイルに
大きな変化がある時期と重なります。

更年期太りに対して
原因と正しい対処法を知り、
日常生活を有意義に過ごして行きましょう。

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